国道４７号線

路線概要

• 区間
• 上古川〜岩出山総合支所口〜鳴子温泉口〜最上〜羽前鳥越〜戸沢〜立川〜余目南口〜国道酒田
• 古川インターへの連絡線

• 複線区間（宮城県内）
• 古川新田〜中山峠

• 複々線以上の区間（宮城県内）
• 上古川〜古川新田

• 概要
• 大崎市古川の上古川より大崎市鳴子、山形県新庄市を経由して山形県酒田市までを結ぶ路線で、宮城県道鉄道は宮城県内区間の駅や中山峠駅の設置、列車の運行および中山峠〜国道酒田間の列車（快速以上）の運行および古川インター支線の保守を担当しています。
• 担当は古川営業所です。

沿線風景

歴史

• 1920年頃：宮城県道鉄道の以下の路線として開業。
• 古川岩出山線（古川〜岩出山間）
• 仙臺秋田線の一部（岩出山〜鳴子間）
• 鳴子新庄線（鳴子〜新庄間）

• 1936年頃：路線名が以下のように変わる。
• 五號線（古川〜岩出山間）
• 二號線（岩出山〜鳴子間）

• 1953年5月：当路線が国道１０８号線石巻酒田線と指定される。
• 1963年4月：国鉄の路線再編により、当路線が国道４７号線と名前が変わる。仙台方面からの列車の乗り入れが始まり、上古川駅の線路付け替えが行われる。
• 1967年頃：古川北町〜新古川（現・上古川）間が開業。それと同時に古川三日町〜新古川間廃止。古川中学校口、諏訪公園口各停留所廃止。古川前田（現・古川前田町）、千手寺町、古川諏訪、諏訪北（現・諏訪三丁目）各停留所設置。車湯（現・鳴子温泉口）〜大口古戸前（現・古戸前）間の経路が変わる。車湯〜鳴子駅前間を鳴子停車場線（121号線）に移管。鳴子駅前〜大口古戸前間廃止。上鳴子停留所移設。国道大口（現・国道鳴子）、大口河原湯（現・河原湯）各停留所設置。鳴子峡〜鳴子中山小学校前間の経路が変わる。中山平温泉駅前停留所移設。
• 1971年頃：古戸前〜黄金成間の経路が変わる。尿前停留所移設。尿前の関停留所設置。鳴子公園停留所廃止。
• 1974年頃：国道４号線の路線変更に伴い、古川北町〜新古川（現・上古川）間を国道１０８号線に移管。
• 1976年12月：国鉄東北縦貫線東北古川停留所設置に伴い、古川インター支線東北古川〜古川インター間開業。
• 1978年9月：岩出山口〜岩出山北口間の経路が変わる。岩出山口〜通丁間を岩出山吉岡線（幹線12号線）に、岩出山下町〜岩出山北口間を岩出山宮崎線（地方219号線）にそれぞれ移管。通丁〜岩出山下町間廃止。岩出山柳町停留所廃止。岩出山役場口（現・岩出山総合支所口）、上野目南口、国道上野目、要害口各停留所設置。
• 1985年12月：川渡西口〜川渡大橋間の経路が変わる。築沢口（現・りんどう苑前）、川渡小学校前、川渡温泉前各停留所廃止。名生定石ノ梅（現・石ノ梅）停留所設置。なお、川渡西口〜川渡小学校前間は現在は鳴子小野田線（267号線）として復活している。
• 1994年4月：国道鉄道（国鉄）の事業効率化に伴い、高速路線を除く全路線の駅設置、保安、および列車運行を各都道府県道鉄道に委譲。このことにより、当路線の上古川＝中山峠間は宮城県道鉄道に移管。
• 1998年4月：都府県をまたぐ快速列車などの運行を各都道府県鉄道が共同で運行することになり、中山峠＝国道酒田間の快速以上の列車の運行を山形県道鉄道と共同で運行するようになる。
• 1998年10月：馬場温泉〜東鳴子温泉間の経路が変わる。中野温泉、陸前赤湯各停留所移設。田中温泉停留所廃止。
• 2003年10月：川渡バイパス線として陸前中道〜川渡大橋間開業。川渡駅口、川渡東口各停留所設置。
• 2006年頃：川渡バイパス線が本線に編入。これにより、旧線陸前中道〜川渡大橋間が廃止。陸前中道〜川渡温泉駅前間は大崎市に譲渡。川渡停車場線（169号線）の運行のため、大崎市が運行のみを宮城県道鉄道に委託し、管理することとなる。
• 2010年4月：宮城県道鉄道全路線で駅位置見直し、線路付け替え、スイッチバック解消対策が行われる。この改革により駅の位置が開業時とは異なる位置になっている駅もある。

旧道

• 岩出山口＝岩出山北口間
• 岩出山口＝岩出山北口間は開業時は現在とは異なった経路で、岩出山口から陸羽東線を渡り、そのまま国道４５７号線に合流し、国道４５７号線が左に折れるところをそのまま直進し、やがて岩出山宮崎線（226号線）に合流、そのまま岩出山北口に出ていました。
• 現在は岩出山口＝上中江間および通丁＝岩出山下町間は廃線。上中江＝通丁間は国道４５７号線に、岩出山下町＝岩出山北口間は岩出山宮崎線（226号線）にそれぞれ移管。岩出山口＝上中江間および通丁＝岩出山下町間は線が撤去されて代わりに代行バスが走っています。

• 陸前中道＝川渡西口間
• 陸前中道＝川渡西口間は開業時は現在とは異なった経路で、それぞれの起終点で現路線は左に曲がるが、そこを曲がらずにまっすぐ道なりに進んだ経路を通っていました。
• 現在は陸前中道＝川渡小学校前間は廃線。川渡小学校前＝川渡西口間は鳴子小野田線（267号線）に移管。陸前中道＝川渡小学校前間は線が撤去されていて、代行バスが走っています。また、川渡街道〜川渡大橋間は川渡停車場線（169号線）の車両も走っています。

• 馬場温泉＝東鳴子温泉間
• 馬場温泉＝東鳴子温泉間は開業時は現在とは異なった経路で、現路線より１つ西側を走っていました。
• 現在は全線廃線となっており、代わりに代行バスが走っています。

• 鳴子温泉口＝古戸前間
• 鳴子温泉口＝古戸前間は開業時は現在とは異なった経路で、鳴子停車場線（170号線）を経由し、鳴子温泉駅付近からさらに直進し、陸羽東線を渡り、そのまま道なりに古戸前まで出てました。
• 現在は鳴子温泉口＝鳴子間は鳴子停車場線（170号線）に移管。鳴子＝古戸前間は廃線となって、代行バスが走っています。

• 古戸前＝黄金成間
• 古戸前＝黄金成間は開業時は現在とは異なった経路で、現路線より１つ西側を走っていました
• 現在は全線廃線となっており、代わりに代行バスが走っています。

代行バス

• 下野目線（岩出山駅〜浦小路〜岩出山下町〜通丁〜新橋住宅〜岩出山口）
• 川渡線（鳴子〜鳴子温泉口〜東鳴子温泉〜田中温泉〜馬場温泉〜川渡西口〜川渡小学校前〜川渡大橋〜川渡街道〜陸前中道）
• 鳴子中山線（鳴子〜上鳴子〜古戸前〜尿前〜鳴子公園〜黄金成〜星沼〜旧道中山平温泉駅前〜鳴子中山小学校前）

停留所一覧

本線

古川インター支線

距離は本線「上古川」からの通算