国道１１３号線

路線概要

• 区間
• （国道新潟〜）三間通〜高畠〜二井宿峠〜七ヶ宿〜国道白石〜角田〜丸森〜大沢峠〜国道相馬光陽
• 国道４号線への連絡線

• 複線区間（宮城県内）
• 全線

• 概要
• 新潟より新潟県中条町、山形県飯豊町、南陽市、宮城県白石市、角田市を経由して福島県相馬市のまでを結ぶ路線で、宮城県道鉄道は宮城県内区間の駅の設置、列車の運行および三間通〜二井宿峠間や大沢峠〜国道相馬光陽間の列車（快速以上）の運行を担当しています。
• 担当は白石営業所です。

沿線風景

歴史

• 1920年頃：宮城県道鉄道の以下の路線として開業。
• 白石米澤線（赤湯〜白石間）
• 白石角田線（白石〜角田間）
• 角田中村線（角田〜相馬間）

• 1936年頃：赤湯〜白石間の路線名が十八號線となる。
• 1954年12月：当路線が以下の路線の指定を受ける。
• 米沢白石線（幹線4号線）（赤湯〜白石間）
• 白石相馬線（幹線20号線）（白石〜相馬間）

• 1969年頃：湯原東口（現・湯原診療所前）〜湯原西口間の経路が変わる。湯原停留所移設。
• 1970年4月：当路線が国道鉄道（国鉄）の国道１１３号線として編入される。
• 1971年頃：南横倉（現・横倉団地口）〜角田栄町間の経路が変わる。角田柳町、角田幸町各停留所設置。角田駅前、角田新丁各停留所廃止。
• 1973年頃：犬卒都婆〜高倉小原田（現・小原田）間の経路が変わる。白川犬卒都婆荻窪（現・磐城荻窪）停留所移設。白川犬卒都婆家老沢停留所廃止。白川犬卒都婆家老沢口（現・家老沢口）停留所設置。
• 1975年頃：小原新湯（現・新湯）〜小原碧玉渓（現・碧玉渓）間の経路が変わる。停留所の設置廃止は無し。
• 1978年頃：茂ヶ沢〜滑津大滝間の経路が変わる。滑津小滝、境ノ沢各停留所移設。小原温泉（現在は廃止）〜小久保平間の経路が変わる。小原新湯（現・新湯）停留所移設。
• 1983年10月：七ヶ宿ダム建設に伴い、横川橋〜小原六角間の経路が変わる。西山学院前、七ヶ宿公園各停留所設置。根添、七ヶ宿原（現・磐城原）、大梁川（現・七ヶ宿湖畔）、小梁川（現・道の駅七ヶ宿）、小原江志前各停留所移設。七ヶ宿ダム停留所設置。追見、七ヶ宿若林、渡瀬、渡瀬南口、材木岩各停留所廃止。
• 1984年頃：角田（現・角田北町）〜角田東南町間の経路が変わる。（新）角田、角田中央、角田中島上（現・中島上）、角田東町各停留所設置。（旧）角田を角田北町に改称。それまで角田を起終点としていた列車の運行が変わる。（旧）角田〜角田西南町間を越河角田線（地方11号線）に移管。角田西南町〜角田東南町間廃止。角田裏町停留所廃止。赤柴付近の経路が変わる。赤柴停留所移設。一部を福島県道鉄道赤柴中島線に移管。
• 1989年3月：小原赤坂（現・磐城赤坂）〜小原新湯（現・新湯）間の経路が変わる。スパッシュランド、小原温泉各停留所廃止。スパッシュランド入口、小原温泉北口各停留所設置。
• 1990年頃：小原バイパス支線小原鳴戸（現・鳴戸）〜大熊大橋間開業。小原冷清水（現・冷清水）停留所設置。
• 1993年頃：郡山飯塚（現・磐城飯塚）〜犬卒都婆間の経路が変わる。白石松ヶ丘二丁目、白石松ヶ丘一丁目、白石緑が丘入口各停留所廃止。白石松ヶ丘、大萩山入口各停留所設置。大鷹沢鷹巣釜前（現・釜前）、大鷹沢鷹巣各停留所移設。
• 1994年4月：国道鉄道（国鉄）の事業効率化に伴い、高速路線を除く全路線の駅設置、保安、および列車運行を各都道府県道鉄道に委譲。このことにより、当路線の二井宿峠＝大沢峠間は宮城県道鉄道に移管。二井宿峠駅、大沢峠駅設置。
• 1995年頃：角田幸町〜角田東町間の経路が変わる。角田幸町〜角田北町間を越河角田線（105号線）に移管。角田北町〜角田東町間廃止。角田錦町、角田東口、国道角田各停留所設置。角田、角田中央、角田中島上（現・中島上）各停留所移設。角田を起終点とする路線の経路が変わる。
• 1996年頃：小原新町〜スパッシュランド入口間の経路が変わる。小原赤坂（現・磐城赤坂）停留所移設。小原沼田停留所廃止。高倉寺前（現・高倉）〜横倉後沖（現・後沖）間の経路が変わる。高倉本町、高倉内田（現・内田）、笠島口、高倉杉の内、高倉東口、（新）北郷各停留所設置。高倉寺前を（新）高倉に、（旧）高倉を高倉口に、（旧）北郷を岡新堤（現・新堤）にそれぞれ改称。（新）高倉〜高倉口間を大河原高倉線（110号線）に、岡新堤〜（新）北郷間を佐倉北郷線（111号線）にそれぞれ移管。高倉口〜岡新堤間廃止。高倉東、高倉柳茶屋、手代木沼各停留所廃止。また、この停留所改称に伴い、高倉小原田（現・小原田）〜高倉新町間に寺前停留所設置。白石小原（現・磐城小原）〜小原塩の倉（現・塩の倉）間の経路が変わる。停留所の設置廃止は無し。
• 1997年9月：高畠北目〜二井宿峠間の経路が変わる。二井宿停留所移設。宮城県内での停留所の設置廃止は無し。
• 1998年4月：都府県をまたぐ快速列車などの運行を各都道府県鉄道が共同で運行することになり、三間通＝二井宿峠間の快速以上の列車の運行を山形県道鉄道と、大沢峠＝国道相馬光陽間の快速以上の列車の運行を福島県道鉄道と共同で運行するようになる。
• 1999年頃：椎木〜黒木北台（現・北台）間廃止。黒木北台〜相馬大町間を大内黒木線（228号線）に移管。同時に大内黒木線が相馬大内線と改称。椎木〜国道相馬光陽間開業。国道駒ヶ嶺停留所設置。
• 2002年8月：白石亘理町〜磐城郡山間で路線付け替え。白石亘理町〜白石長町間を白石停車場線（108号線）へ移管。白石駅口、寺屋敷前各停留所廃止。延命寺前、白石大畑各停留所新設。小原塩の倉（現・塩の倉）〜小原大熊間の経路が変わる。小原苗振（現・苗振）停留所移設。小原バイパス支線が本線に編入され、小原大熊〜小原六角間を白石国見線（46号線）に移管、小原六角〜小原鳴戸（現・鳴戸）間廃止。小原江志前停留所廃止。
• 2009年頃：白石小原（現・磐城小原）〜小原猿鼻口（現・猿鼻口）間の経路が変わる。小原中北（現・中北）停留所移設。
• 2010年4月：宮城県道鉄道全路線で駅位置見直し、線路付け替え、スイッチバック解消対策が行われる。この改革により駅の位置が開業時とは異なる位置になっている駅もある。

ダイヤ

旧道

• 高畠北目＝二井宿峠間
• 高畠北目＝二井宿峠間は開業時は現在とは異なった経路で、現路線の南側の二井宿峠を越える経路でした。
• 現在は全線廃線となっており、代わりに山形県道鉄道の代行バスが走っています。宮城県道鉄道の代行バスは走っていません。

• 湯原西口＝湯原診療所前間
• 湯原西口＝湯原診療所前間は開業時は現在とは異なった経路で、現路線の１つ北側を通っていました。
• 現在は全線廃線となっており、代わりに代行バスが走っています。

• 滑津小滝＝滑津大滝間
• 滑津小滝＝滑津大滝間は開業時は現在とは異なった経路で、滑津小滝から現路線の１つ北側を通り、橋を渡ったところで現路線の下をくぐって南側に出て滑津大滝に合流していました。
• 現在は全線廃線となっており、代わりに代行バスが走っています。

• 横川橋＝鳴戸間
• 横川橋＝鳴戸間は開業時は現在とは異なった経路で、現路線より１つ南の七ヶ宿湖や七ヶ宿ダムの中を通っていました。
• 現在は七ヶ宿湖の下に沈んで全線廃線となっており、代行バスも走っていません。

• 鳴戸＝猿鼻口間
• 鳴戸＝猿鼻口間は開業時は現在とは異なった経路で、鳴戸から右に折れて白石国見線（46号線）に合流し、そのまま直進して大熊大橋を渡らずに塩の倉あたりで現路線に合流、そしてすぐに現路線より１つ東側を通り、磐城小原で再び現路線に合流。そして次の中北あたりでまた現路線より１つ東側を通り、現路線にすぐ合流していました。
• 現在は小原六角〜大熊大橋間を白石国見線（46号線）に移管。鳴戸〜小原六角間および大熊大橋〜猿鼻口間は廃線となっており、代わりに代行バスが走っています。

• 小原新町＝小原温泉北口間
• 小原新町＝小原温泉北口間は開業時は現在とは異なった経路で、スパッシュランド入口までは現路線の１つ東側を、スパッシュランド入口からは現路線の１つ西側をそれぞれ通っていました。
• 現在は全線廃線となっており、代わりに代行バスが走っています。

• 小原温泉北口＝碧玉渓間
• 小原温泉北口＝碧玉渓間は開業時は現在とは異なった経路で、現路線の１つ西側を通っていました。
• 現在は全線廃止となっていますが、路線障害のため、代行バスは走っていません。

• 白石亘理町＝磐城郡山間
• 白石亘理町＝磐城郡山間は開業時は現在とは異なった経路で、白石亘理町から白石停車場線（108号線）の経路で白石長町に出て、白石長町で左に折れて磐城郡山に合流する経路でした。
• 現在は全線廃線となっており、代わりに代行バスが走っています。

• 磐城郡山＝小原田間
• 磐城郡山＝小原田間は開業時は現在とは異なった経路で、磐城飯塚周辺で現路線より１つ北側を通り、東北新幹線をくぐった先で左に折れ、松ヶ丘の団地（開業時は無し）の中を通り、松ヶ丘の団地を過ぎたところで現路線と交わって現路線の南側に出て釜前あたりで現路線に再度合流。大鷹沢鷹巣あたりで再び現路線からそれて、１つ東側を走り、３たび現路線に合流。そのまま犬卒都婆まで行くが、犬卒都婆から現路線と北白川停車場犬卒都婆線（109号線）の間を通り、すぐに右に折れて現路線に合流し、磐城荻窪あたりで現路線の１つ北側を通って小原田まで出ていました。
• 現在は全線廃線となっており、代わりに代行バスが走っています。

• 高倉＝北郷間
• 高倉＝北郷間は開業時は現在とは異なった経路で、高倉から大河原高倉線（110号線）の経路で高倉口まで出て、そこからそのまま直進し、佐倉北郷線（111号線）に合流したところでそのまま佐倉北郷線（111号線）に従い南下、現路線に合流していました。
• 現在は高倉〜高倉口間を大河原高倉線（110号線）に、新堤〜北郷間を佐倉北郷線（111号線）にそれぞれ移管。高倉口〜新堤間は廃線となっており、代わりに代行バスが走っています。

• 横倉団地口＝角田東南町間
• 横倉団地口＝角田東南町間は開業時は現在とは異なった経路で、横倉団地口から右に折れて横倉団地（開業時は無し）の中を通って角田駅の西側に出て、そこから阿武隈急行を越えて角田駅の東口に出て、そのまま直進し、越河角田線（105号線）に合流し、そのまま越河角田線（105号線）の経路で角田西南町に出て、そこから左に折れて現路線の角田東南町に合流していました。
• 現在は角田栄町〜角田西南町間を越河角田線（105号線）に移管。横倉団地口〜角田栄町間および角田西南町〜角田東南町間は廃線となっており、横倉団地口〜角田駅裏、角田駅前〜角田東南町間で代わりに代行バスが走っています。角田駅裏〜角田駅前間は路線障害のため、代行バスは走っていません。

• 角田幸町＝角田東町間
• 角田幸町＝角田東町間は開業時は現在とは異なった経路で、角田幸町から越河角田線（105号線）の経路で角田北町に出て、そこから左に折れてしばらくして右に折れて現路線の角田東町に合流していました。
• 現在は角田幸町〜角田北町間を越河角田線（105号線）に移管。角田北町〜角田東町間は廃線となっており、代わりに代行バスが走っています。

• 赤柴＝相馬大町間
• 現在は赤柴から国道相馬光陽へと出ていますが、開業時は赤柴＝相馬大町の経路で、赤柴では現路線より１つ北側を通り、椎木周辺でもいったん現路線で右に折れて現路線をくぐり、左から椎木へと合流し、そこから先はそのまま直進し、現在の相馬大内線（228号線）の経路で外並田まで行き、外並田からはそのまま直進、突き当り左折、右側に堀を臨みながら、堀が切れるところで左折し、国道１１５号線の相馬大町に出ていました。
• 現在は一部を福島県道鉄道赤柴中島線（273号線）に、北台〜外並田間を相馬大内線（228号線）にそれぞれ移管。椎木〜北台間および外並田〜相馬大町間は廃線となっており、代わりに福島県道鉄道の代行バスが走っています。

代行バス（宮城県道鉄道分）

• 湯原線（湯原西口〜本湯原〜湯原診療所前）
• 滑津大滝線（滑津小滝〜小滝〜境沢〜滑津大滝）
• 小原線（小原温泉北口〜小原温泉〜スパッシュランド〜スパッシュランド入口〜小原赤坂〜小原新町〜小原中北〜小原学校前〜小原小倉〜塩の倉〜苗振〜大熊大橋〜小原六角〜江志前〜鳴戸）
• 南白川線（白石亘理町〜白石長町〜白石清水小路〜磐城郡山〜郡山飯塚〜松ヶ丘二丁目〜白石緑が丘入口〜鷹巣白坂〜犬卒都婆〜本荻窪〜家老沢〜小原田）
• 高倉線（角田駅裏〜横倉団地〜横倉団地口〜北郷〜新堤口〜柳茶屋〜高倉）
• 角田循環線（角田駅前〜角田栄町〜角田北町〜角田西南町〜角田東南町〜角田東町〜本角田〜角田田町〜角田市役所前〜角田〜角田幸町〜角田栄町〜角田駅前）
• 角田中島線（角田駅前〜角田栄町〜角田北町〜角田田町〜角田中央〜中島団地）

停留所一覧